2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

アウシュビッツ、広島そして南京

世界史に残る20世紀の愚行・蛮行として上述の三箇所の地名はそれぞれの愚かさの類型を人類の記憶に刻み込んだ。 アウシュビッツと広島が東西の最大の蛮行であることは誰もが指摘する。アウシュビッツの非人間性は否定するものがいないが、広島・長崎の原爆投…

daddy long legs あしながおじさん

daddy long legsとは「あしながおじさん」の原題。子供時代の愛読書であったのだ。フレッド・アステアが主演だね。相方はLeslie Caronだ。 ダンスシーンが決まっているのが、この時期の映画だ。 あしながおじさん (新潮文庫)作者: ジーンウェブスター,Jean W…

ポンコツ扇風機へ

首振りがままならないマイ扇風機は あっちむいてホイ こっちに風欲しいけれども あっちむいてホイホイ 鹿威しのような風情のある音がして 涼を感じるのが癒しかな 首振りはイヤイヤをするジェスチャーか。 だけんじょ、暑い夏をやり過ごせたのは このワカラ…

「遠野物語」の比較文学

近代文学の事例としての『遠野物語』は、かはり孤絶した現象であると思う。日本民俗学の始点に位置づけられる『遠野物語』が、だからといって研究書というわけでもなく、丹念なるフィールドワークですらないことを押さえておこう。 言い換えると、海外のどこ…

外ヅラ気にするまとめサイト

インターネットのもたらす草の根、生活レベルの対外イメージの情報がこんなにあるんだなあ。 日頃の卑近なことへの外国人の反応が気になるし、すぐわかるのが面白い。それだけ外ヅラ気にしてるのだねえ。機械翻訳が誰でも利用できて、海外の反応をすぐにまと…

白虎隊とヒトラー・ユーゲント

「白虎隊とヒトラー・ユーゲント」 この両者を並べて論じるのはふさわしくないとするのは大多数の意見だろう。会津戦争とナチスの非道な侵略戦争は異なる次元のものだというのは、それはそうだろう。 薩長の傲慢な姿勢に反発した奥羽列藩同盟は士道の本分を…

雲雀の鳴き声

日本のヒバリとメリケンのスカイラークの聴き比べだわ。日本のヒバリは単調だけどお喋りですね〜。 柳田國男によれば、テンマデノボロ、テンマデノボロと鳴くそうな。 野草雑記・野鳥雑記 (岩波文庫)作者: 柳田国男出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/01…

お祈り強硬路線

神社にお参りをようするのだが、いわゆる作法に則って礼拝するのは、未だにできない。出来ないので、我流を強行することにした。 「ひふみ」の作法である。一拝、二礼、三拍を称して「ひふみ」の作法なのだ。 ということをツラツラ思いにふけりながら、棚次…

虜になっても負けないぞ!

今度の参院戦で景気回復を争点にしてしまえば自民党の虜になるかもしれません。そのような罠にはまるのは愚の骨頂であります。 アベノミクスは金融政策ドーピングによる虚飾政策なので、見かけの市況が良くなろうと所詮は張り子の虎です。 もっと本質的な問…

ヘンタイ観測日記

世界共通語である「HENTAI」をより良く理解するために十分な距離をおいて、安全に観測しましょう。