2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

豊川稲荷の狐塚

霊狐だとか。 『ごん狐』の新美南吉の暮らした新城市や半田町は豊川稲荷からさほど離れてはイない。

多国籍軍としての自衛隊とイラクでの経験

右翼ではないけれど、こういうのに弱くてね。自衛隊にとどまってくれというイラクの人々のデモの話。 サマーワの街で会おう、か。 ちょっと話が出来過ぎのような気もするが、半分でも事実なら敬服に値するね。 他の信頼出来る記事で自衛隊は、唯一イラク人に…

世界(中国と日本)でアメリカ政府を支える

日本と中国の労働者よ、はたらけ!

神道アニメ『千と千尋の神隠し』

東南アジアの新聞の映画評論が記憶にある。 『千と千尋の神隠し』が大ヒットした日本とはずいぶんと未開な国ではないか、そんな論調であった。 それは正しい。 岩田慶治の宗教フィールドワークが語るように東南アジア諸国には、原始的な信仰が生きている。岩…

バシリスク

山田風太郎原作でせがわまさき作画のコミック『バシリスク』は風太郎の作風をよくとらえている。 身体の奇形による変身能力は武器ともなり、まっとうな生き方の障害ともなる。風太郎独自の身体感覚がキャラクターからまざまざと感じられる。ヒットするわけで…

エノケンの「エノケンの天国と地獄」

「エノケンの天国と地獄」(昭和29年)はあまり評判はよくはないようだけれど、後々のカムバック現世もののハシリだ。つまり、この世に未練を残した主人公がその贖いのために戻ってくるというヤツ。 それに主題歌「私の青空」は、知らぬものはないはず。 …

「グリーン・ニューディール」からの撤退

報道によればオバマ政権は、あれほど世評の芳しい「グリーン・ニューディール」からの撤退を図りつつあるそうだ。信用危機・気候変動・原油価格高騰の対策として、世界の見本となった政策の呆気無い結末だ。日経新聞 消えた「グリーン・ニューディール」 世…

エライぞ!地球シミュレーター

スパコンのまっとうな利用、人類と未来のために計算能力をつかった事例というのは少ない。 典型的なのが、創薬、軍事利用など金儲けか戦争のための利用だ。 宇宙創成や超弦理論のシミュレーションはカワイイが、おそらく検証しようもないので夢想にお金を喜…

2012月7月大津のいじめ自殺事件

いじめのやり方がえげつなく自殺した中学生への同情が集まるのは当然である。いじめを行った3人への怒りと座視した教師や事後対応を誤った教育委員会への公憤は自分も同調する。 いじめを行った3人の中学生は、いまや恐るべき社会的制裁のヤイバにさらされて…

『月に吠える』

萩原朔太郎の詩は、けっこう冥いので一般受けすることは尠いだろうけれど、地元の前橋ではそうでもない。 大地のなかの毛だらけな有機物をゲンナリしながら語る、生活に幻滅した芸術家なんて、人気でなかろう。 『月に吠える』のなかで恐水病の幻視が出てく…

坑内カナリア理論から見たる不毛の荒野としての現代

今はなきカート・ヴォネガットJRの「坑内カナリア理論」を援用してみる。 ご承知のように、芸術家は鉱山のカナリアだというのがヴォネガットの所説だ。 酸素の欠乏をいち早く感知してもがき苦しみ、坑夫に警告する。 それが芸術家の役割だ。 現代の文学の凋…

安っぽいけれどいいなあ

頑張れよ、高山くん!