2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧
『Attack of the Killer Tomatoes』(1978)といえば泣く子も黙るB級映画ですが、発想のアホらしさをそのママ映像にしてしまうところが、アメリカ人の国民パワーであります。 トマトの恐ろしさより脇役の奇抜さが異彩を放っています。 テーマソングでカルト…
難読地名の最たるもの「一口坂」は「いもあらいざか」と訓ずるそうだ。 下記の京都の地名本に出ていたので、ちょっと調べてみた。 芋洗坂もしくは一口坂は東京にもある。むしろこちらの方が有名だろう。靖国神社の裏手に当たる坂道だ。 その由来は「疱瘡神」…
演武の様式美というのは独特なものがある。
邦題は『学園は大騒ぎ』 原題は『HANK』(1965) ニセ学生のハンクが大活躍。最後に正体がバレるがその運動能力が買われて、奨学生になる。アメリカの佳き60年台のキャンパスがパラダイスのように見えていた。 夢のような学園ものであったわい。 オープニング…
江戸時代を通して権力者から弾圧を受けた宗教集団というとキリシタンと隠れ念仏、それに不受不施派だろうか。 前二者は九州地方に残存するのみであったが、不受不施派は幕府お膝元の房総地方にもその拠点が残存し、その子孫が営々と信仰の伝統を伝えている。…
ヴァンゲリスの作による『ブレード・ランナー』のテーマ P.K.ディックの原作「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」は管理社会の倦怠感とまだるい現実感で描き出す。 パノラマ映像の巨匠リドリー・スコットはP.K.ディック・ワールドに末期的な世界観を加味し…
『Gone with the wind』映画史上、一番輝いて見える作品だろうか?『風と共に去りぬ』の有名な「タラのテーマ」の替え歌をメモる 消防車〜、救急車〜、それから霊柩車〜 以下、繰り返す。 霊柩車というとこの書籍だ。この本はかなり永続性のある内容で改版を…