宗教には必ずしも「神」は要請されない。
とするなら、宗教が多すぎるから、意志の自由が保証されると推論してみていいんじゃなーい。
選ぶ自由がある。
カントは実践理性批判で倫理的要求(要請の3番目)から、神の存在が導出される。
そのひそみに倣い、宗教が多すぎるから、自由意志が生まれる。仮に一つしか、真の宗教がなかければ、それを選ぶしかないのだから、しかも選んだ限りにおいてそれに従うべく行動しなけりゃならぬので、隷従と宿命しかない。
- 作者: ジョン・ヒック,間瀬啓允
- 出版社/メーカー: 法蔵館
- 発売日: 2008/05/22
- メディア: 単行本
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