女性という生き物は感情とともにあるようだ。
わけても、愛し愛されるというコミュニカシオンはほぼ恒常的にある。
それは肉親であろうが友人であろうが異性であろうが子孫であろうが、共通の通奏低音である。
しかも、それを常時インタラクティブに確認したいという手続きや動作が付随している。ハグしたり、頬ずりしたり、いちゃついたりするのだが、ことばが頻繫に取り交わされるのが愛し愛されることの特徴だろうか。
実際、女性の会話は繊細さと技巧に満ちている慰戯なのだ。その秘儀の世界に貫入できるのはニューハーフなど一部の男子だけなのではないか?
確証儀礼というわけだ。その対象は成熟とともに入れ替えがあるだろう。
幼年期はぬいぐるみだったものが、アイドルになったり、近所の子になったりする。
ヴァージニア・ウルフの意識の流れ系小説を読もう。
この異質な生き物を哲学的に理解しようとした果敢な試み