合気道の創始者である植芝盛平は卓越した神道家でもあった。合気道の主神を「アメノムラクモクキサムハラ」大神とした。
合気道の極意は、己を宇宙の動きと調和させ、己を宇宙そのもんと一致させることにある
大神に同化させる、帰一和合するのだ。
かくて、茨城県岩間町に合氣神社を設立したのである。
現代社会の商業スポーツのあり方について植芝盛平翁の言葉はなかなか辛辣である。
我らの武道はスポーツとはいわない。スポーツとは魂の抜けた遊戯である
かくて、植芝盛平は五井昌久の白光真宏会に共鳴することになる。それもずいぶんと昔の出来事になった。五井は比較的早く昇天し、教団は沖縄の王家の血を伝える女性司祭に継承されたという。
というわけで、白光真宏会はまだその余喘を保っているようだ。
いたるところにある「世界人類が平和でありますように」はその活動のあかしであろう。
白光真宏会の富士聖地には「世界地図」がある。
【参考文献】
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植芝盛平が登場する満州国劇画。夕日将軍石原莞爾との関係も描かれる。
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