房総半島の半熟ピラミッド

 ゴールデン・ウィーク中の千葉県ツアーで思わぬ見つけものがあった。ピラミッドである。
 市原市の郊外、つまり、千葉県の中央部に巨大なピラミッドがある。頂上部は展望台となっていて高滝湖を見下ろせる。
 圏央道PAの一角を占める巨大な角錐台であるが、名称はまだ無い。


 誰が何のために、と問うのもあまり意味のない建設中(と思われる)巨大な建造物である。

 もとより千葉県はまことに奥が深くて、珍妙な建造物や変な地名、忘れられた廃墟や古墳や廃寺などが満載の場所だ(疑わしくば、「ちBポ」を参照されよ。玉石混交の驚嘆すべき事例が満載している!)

 房総半島のダム湖である高滝湖の眺望を堪能できるのであるが、その存在意味が微妙な展望台だ。Mapを航空写真モードに切り替えればピラミッドの形状が識別できる。


房総の伝説 (1976年) (日本の伝説〈6〉)

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