昭和の息吹が感じられる不思議な地下道がある。地元では「伏見地下街」と称してはいるが、どう贔屓目にみても隧道に毛が生えているだけ、つまり、狭い店舗が軒を連ねているだけの地下道だ。
これが、何故にか、19時半以降だけ営業する。別名、長者町横丁と称する。
まあ、自分的には人間味あふれたこうした通りのほうが、薄ら寒い高層ビジネス街よりも好みではある。
地下道への入口は芸大系学生のコラボ作品だ。
ニ〜三百メートルあるかなという長さを誇る。夜になると開通するという胡散臭さにもかかわらず、明るい雰囲気。
名古屋名物のカフェ、立ち飲み屋などがあるし、画廊も、事務所もある。このカフェはモーニングをサービスできないことになる。10年前は昼間でも営業していたのにねえ。
案内図をごらんなさい。
伏見地下街のロケーション。ビジネス街の真ん中にある。東山線から直入できる。