八戸小唄を朗唱

 東日本大震災の体験談で潰れた家の下じきになった方が、「八戸小唄」を歌って助けを待つという話があった。だが、津波は刻一刻とその家に迫っていた。

 民謡を歌いながら待ち、耐える。民謡王国の民人として泰然としたいき方ではないか。


 サエラの美声で民謡を味わう。



 本書の第二節にあった粛然とする体験談であります。