ニコライ・レーリッヒのこと

『シャンバラ』なる神秘的なチベット旅行記を残したロシア系アメリカ人、ニコライ・レーリッヒを想起しておこう。
 チベット地方に伝わる謎に満ちた伝説の王国について、あたかも実在しているかのような記録を残している。実はアメリカのパルプ・マガジンの作家たちに影響を与えることになる。例えば、H.P.Lovecraftだ。

 その絵画も平山郁夫的で悠久の時を感じさせる。

 彼を知るにはニコライ・レーリッヒ博物館(NewYork)を訪れるのが良い。
webでも十分な情報が得られる。

http://www.roerich.org/index.html

 ここにはその絵画や生涯についての情報が満載だ。さすがに色褪せない存在感が伝わる。

 ついでながら『シャンバラ』のテキストは同博物館サイトで公開している。
http://www.roerich.org/nr.html?mid=wrtgs

シャンバラの道

シャンバラの道

 彼の業績はこの映像で堪能できるだろう。

 彼のアートはこの映像で堪能できるだろう。