『シャンバラ』なる神秘的なチベット旅行記を残したロシア系アメリカ人、ニコライ・レーリッヒを想起しておこう。
チベット地方に伝わる謎に満ちた伝説の王国について、あたかも実在しているかのような記録を残している。実はアメリカのパルプ・マガジンの作家たちに影響を与えることになる。例えば、H.P.Lovecraftだ。
その絵画も平山郁夫的で悠久の時を感じさせる。
彼を知るにはニコライ・レーリッヒ博物館(NewYork)を訪れるのが良い。
webでも十分な情報が得られる。
http://www.roerich.org/index.html
ここにはその絵画や生涯についての情報が満載だ。さすがに色褪せない存在感が伝わる。
ついでながら『シャンバラ』のテキストは同博物館サイトで公開している。
http://www.roerich.org/nr.html?mid=wrtgs
- 作者: ニコライレーリヒ,Nicholas Roerich,沢西康史
- 出版社/メーカー: 中央アート出版社
- 発売日: 1996/11
- メディア: 単行本
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彼の業績はこの映像で堪能できるだろう。
彼のアートはこの映像で堪能できるだろう。