オールズのアルゴリズムにより生成される多角形をupしておきます。
オールズのアルゴリズムはきわめてシンプルです。
1)出発点を決める
2)進む角度を決める
3)進む距離を決める
4)ここで2)と3)を繰り返す
2)と3)の組み合わせを決めておけば自動的に線分が生まれます。さらに関心のある方は下記のウェルズ氏の本を参照ください。
これらの線分を適宜、多角形と見なすわけです。そうすれば、反復する多角形の織り成す不思議な図形をぞくぞくとジェネレートします。
要は、最小限の規則で点列を生成する方法なのです。それを線分にしてから、さらに多角形にするのが自分のオリジナルです。
シンプルなものをいくつか拾い出してアニメ化してみました。
幾何学の精神はデザインの洗練さの精神とは異なるかどうかはご自身で判断ください。
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1)回転角=π/12で、移動回数を9〜100変化させています。πはもちろん円周率。
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2)次のは、回転角=π/3で、移動回数を9〜100変化させています。
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3)次のは、回転角=3π/5で、移動回数を9〜100変化させています。
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4)次のは、回転角=5π/3で、移動回数を9〜100変化させています。
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5)次のは、回転角=π/13で、移動回数を9〜100変化させています。
オールズについてはこの書を参照ください。その他の事項も楽しさ満載、図も満載
- 作者: デビッドウェルズ,David Wells,宮崎興二,日置尋久,藤井道彦,山口哲
- 出版社/メーカー: 朝倉書店
- 発売日: 2002/03
- メディア: 単行本
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より精細で豊富な図形データはこちらにあります。
http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/189136