2011-12-09 ジェームス・ジョイスの肉声 ジョイスが自作の『フィネガンズ・ウェイク』を朗読する。 昔のアホなボスがジョイスはケルトだと言ってたが、当時はなんて無知だと思ったもんだ。 ジョイスはアイルランド人には違いないが、トラディショナルなケルト文化とはユリシーズの作者は無縁だというのは常識だろう。 だが、今となっては、それはまんざら外れでもないのだろう。でも、ジョイスの文学は汎ヨーロッパ的であり、ケルト的な体質から脱皮していると思う。