2015-12-18から1日間の記事一覧

南方熊楠の見たる神道

大正の三奇人にして異才の代表格である南方熊楠翁の宗教観はなかなか錯綜している。あの世は信ぜぬが曼荼羅を説く、ジャイナ教を論じ大日如来を論じ、そして粘菌を論じるが、とくていの信仰には肩入れしていない。 ことさらに不思議なのは神社との関係だ。 …