2015-06-19から1日間の記事一覧

中世神話的世界の投影 説経節「さんせう太夫」

森鴎外の作品『山椒太夫』の元ネタとしてしか知られていない中世の説経節『さんせう太夫』は岩崎武夫や川村二郎らの読みにより、かなりdeepな生き様と末世的かつ救世的な情念の世界が舞台であることが、理系の自分にすら想像可能である。 ちなみにノーベ…