2014-11-09から1日間の記事一覧

縄文信仰に連なる書物の連鎖

藤森栄一は長野考古学の父というべきヒトであるが、『信濃の美鈴』と『縄文の八ヶ岳』で縄文後期の特異な土器を検討した。 この奇怪な精神的な造形を縄文末期の複雑な時代背景にあると藤森栄一は論じている。 その50年前に柳田国男が『石神考』を思想界に投…