鶴見和子が柳田国男の評論で「われらのうちなる原始人」と指摘した。レヴィ・ストロースの「われらの外なる未開人」の対比で彼女がもちだしたのだ。 柳田民俗学のひとつの特徴を言い当てている。柳田の常民は、しかし、「原始人」というより「温順な中世人」…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。