柳田にしても折口信夫にしてもその民俗学が目指す方向は「神と魂の行方」であったと思う。そのいます所を常民からか、古代人から見究めるのが晩年の両氏の行き着いたところであったようだ。 なにしろ太平洋戦争の敗戦という時代に彼らはその晩年を迎えたとい…
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