鍛冶神 南宮大社

 美濃の一之宮ということなら南宮大社です。祭神の主格は金山彦命であり、火の神であるとされる。

大鳥居は東海道新幹線に面しています。豪壮なものです。


太鼓橋のような石橋はフル寂びていて重厚だ。


 社殿は立派ですね〜。周辺の氏子や企業からの寄進が相当あるのであろう。


 うしろの神域は、かなり奥が深い。
千本鳥居ほどではないが朱塗りの鳥居の列があるのは見ものであるとされる。


 瓦塚なる風変わりな建造物も味わいがある。これも火の神に連なるのだろう。



【ロケーション】
 岐阜県の西側にある。関西線にのって各駅停車で行くのだ。
 この社までJR垂井駅からかなり歩くが、表参道はある。民家が連なる。

普通の一之宮ガイド

全国一の宮めぐり: ビジュアル神社総覧

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 この周辺の土地柄もあり民俗学のガイドが意義深いのだ。火の神→鍛冶師の神という観点で往時の職能民の人々の精神世界を探るのが面白いと思う。谷川健一の代表作だろう。

青銅の神の足跡 (小学館ライブラリー)

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