2022-07-12 昼行燈とギリシア哲学者 昼行燈は「ぼんやりもの」なる意で誉め言葉ではない。 そこで連想されるのが、犬儒派の哲学者の逸話だ。 言わずと知れたシノペのディオゲネスだ。 彼は昼間にランタンを点けて、歩き回った。人になぜそのような振る舞いをするのかを尋ねられ、したり顔で言い放った 「わしは本当の人間をさがしているのだ」